こちらの記事をご覧の皆様は、もちろん「Twitter」をご存知ですよね?
SNSの中でもトップクラスにユーザーが多く、認知度や影響力も高いTwitterですが、先日ご紹介した「Twitterサークル」をはじめこの1年間で様々なアップデートがされてきました。
そして2023年1月11日、遂にTwitterの有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue」が日本でも正式に提供開始!
そこで今回は、この「Twitter Blue」の使い方や機能についてご紹介します。
Twitter Blueとは
「Twitter Blue(ツイッターブルー)」は、Twitter内で利用できる月額有料制サブスクリプションサービスです。2023年1月に日本でも提供が開始され、登録するユーザーが増加しています。
なぜ注目されているのか
Twitter Blueは2021年6月に既に発表はされていましたが、今回のイーロン・マスク氏によるTwitter買収によってその様相は変化。
Twitterの収入源として広告以外にも重きを置き、サブスクリプション、つまり「Twitter Blue」を強化する方針となったことから、サービス内容の変化を経て、注目度が高まっていました。
Twitter Blueの機能
Twitter Blueに課金することによって、ユーザーはどのような恩恵を受けられるのでしょうか。2023年1月現在で判明している機能について簡単に紹介します。
認証バッジの付与
これまでは知名度がある一部のユーザーのみに付与されていた青い認証バッジですが、Twitter Blueを利用することにより一般ユーザーでも取得できるよう仕様変更されました。
しかし、バッジの付与には以下の条件をクリアする必要があります。
- アカウント作成から90日以上が経過していること
- アクティブユーザーであること(対象のアカウントが過去30日間にわたってアクティブである必要がある)
- 情報に不備がないこと(対象のアカウントには表示名とプロフィール画像が設定されている必要がある)
- 電話番号が認証済みであること
- 対象アカウントのプロフィール画像・表示名・ユーザー名を直近で変更していないこと
- 欺瞞的行為に加担していないこと(詐欺や犯罪の誤解を招く傾向がないこと)
- プラットフォームの操作やスパムに関与した形跡がないこと
これらをTwitterが審査し、すべての要件を満たしていることが確認されると、チェックマークが付与され、アカウント名の横に表示されます。
上記の条件から、まだTwitterを利用開始してまもない新規アカウントや、アクティブに更新されていないアカウントではすぐに登録ができないと考えて良いでしょう。
ツイートの編集機能
ついにTwitterにも投稿の編集機能が実現されました。これまでは公開されたツイートを編集することができず、コメントや引用RTで弁明するか、ツイートを削除して再投稿するしかありませんでした。
Twitter Blueでは投稿から30分以内であれば、最大5回まで編集することが可能になります!
ただし注意点として、編集履歴は誰でも閲覧することができ、かつ編集されたツイートには編集済みであることを表す鉛筆マークが表示されます。
また、編集できるツイートは引用RTを含んだ自身単体のツイートのみであり、返信や固定ツイート、アンケート付ツイートといった一部ツイートにおいては編集ができない仕様になっています。編集は、投稿した端末からしかできません。
ブックマークフォルダ
これまでもブックマーク機能は無料で利用できましたが、Twitter Blueではフォルダ数の制限なく、ブックマークをフォルダ分けして管理することができます。
カスタムアプリアイコン
スマートフォン上で表示されるTwitterアプリのアイコン表示を、選択肢の中から任意に変更できる機能です。
テーマ
テーマの中からTwitterアプリの配色を選ぶことができる機能です。
カスタムナビゲーション
アプリ画面の下部に配置されたナビゲーションバーのアイコンを2つから6つに選択できます。
話題の記事
あなたのフォロワーや、フォロワーのフォロワーなど、Twitterで繋がりがあるアカウントの間で話題になっているツイートや記事を「話題の記事」欄にまとめて表示する機能です。
自身に関連するアカウントの間で最も多く共有されている記事のショートカットが可能になります。
リーダー
これまではスレッド投稿を閲覧する際に一ツイート毎に表示されていましたが、リーダー機能を活用するとスレッドのコンテンツのみを読みやすく表示してくれます。
スレッドの最上部にあるリーダーアイコンをタップするとリーダー機能がオンになり、「大・中・小」の中から文字サイズを変更することも可能です。
ツイートの取り消し
ツイートが公開される前に、取り消しできる機能です。投稿直後、自身で選択した0〜60秒の間に取り消しボタンが表示され、ボタンをタップすることで公開する前にツイートを取り消すことができます。
すぐに投稿したい場合は投稿後に「今すぐ送信」のボタンを押すか、この機能をオフにする必要があります。
会話での優先順位付け
Twitter Blue登録者の返信が優先的に表示される機能です。Twitter Blueに登録しているユーザーが誰かのツイートにリプライを送った場合、優先的に表示されるようになります。
長尺の動画のアップロード
ブラウザ版なら最長60分、アプリ版であれば最長10分間の動画をアップすることができます。
ファイルサイズは最大2GBまでで、1080p(フルHD)の動画であればアップロード可能です。ただし音質や画質の低下は避けられず、動画投稿サイトほどの安定感はありません。
NFTプロフィール画像
暗号ウォレットを接続してアドレスを認証することで、所有しているNFTをプロフィール画像として設定することができます。
【オーディオ】タブ
進行中のスペース、録音スペース、予定中のスペースに加え、ポッドキャストをチェックできます。
料金や支払い方法
Twitter Blueは現時点でブラウザで登録した場合とiOS版アプリ経由で登録した場合の料金が異なります。
どちらから契約してもサービス内容に相違はありませんので、現時点ではブラウザ経由がオススメでしょう。ただし、ブラウザから登録する場合はクレジットカード決済が必要です。
昨今のサブスクリプションのような無料お試し期間はなく、登録後即課金され、サービスを利用することができます。
- ブラウザなどWeb版経由の場合→980円(税込)
- iPhoneのiOS版アプリ経由の場合→1,380円(税込)
※こちらの金額はいずれも期間限定価格であり、今後引き上げられる可能性もあります
Twitter Blueの登録方法
それでは実際にTwitter Blueに登録する手順をご紹介します。
今回ご紹介する内容は、月額料金が安いブラウザ(Web)版をベースに、iPhoneのSafariから登録した方法です。この方法にはクレジットカードが必要なので、もしこの手順を参考にする方はカードをご用意ください。
!!注意!!
- Twitter Blueに登録後は、審査終了まで名前とプロフィール画像を変更することができません
- 青い認証バッジはサブスクリプション購入後に、全ての要件を満たしていることを確認するための審査が行われるため、すぐには付与されず表示までに時間がかかる場合があります
- Twitter Blueの機能はすぐに利用できます
登録手順①
SafariからTwitter Blueの登録ページにアクセスしましょう。
Twitterのアカウントアイコンをタップ し、TwitterBlueへと進みます。
登録手順②
価格が月額料金980円になっていることを確認し、「購入する」をタップします。
登録手順③
支払い情報の入力画面に切り替わりますので、メールアドレスやクレジットカード情報、国または地域を入力します。
登録手順④
情報を入力し終えたら「申し込む」をタップします。
こちらの手順が完了したタイミングで、課金が発生します。
登録手順⑤
登録が完了すると以下のような完了画面に切り替わります。
「続ける」をタップして先へ進みましょう。
登録手順⑥
Twitter Blueの特典について確認できますので「見てみる」をタップします。
登録手順⑦
登録段階でのTwitter Blueの特典を確認しましょう。
これにてTwitter Blueの登録は完了です。
その他情報
「返信・@ツイートが検索結果でトップに反映される」「表示される広告数が半減する」といった新機能が近日中に公開予定!
今後、今回ご紹介した機能以外にもTwitter Blue限定機能が登場してくる可能性がありますので、新機能をいち早く利用したい方はTwitter Blueへ登録してみましょう。
まとめ
今回は、Twitter Blueについてご紹介しました。
Twitterはこれからも様々な機能強化が期待されています。改善されていくTwitterに期待しましょう!