コーポレートサイトは、企業の顔・第一印象にもなり得る重要な役割を担います。
そしてサイトとして形作るためには、デザインやレイアウト、テキストといった要素にこだわらなくてはいけません。
とはいえ、ユーザーから「〇〇株式会社と言えば、これ」と思ってもらい、社内で定める目的を達成するためにはどんなサイトにすれば良いのか悩むのではないでしょうか?
この記事では、コーポレートサイトのデザイン事例を10社挙げつつ、理想的なデザインに仕上げるポイントについて解説していきます。
参考にしたい!コーポレートサイトのおすすめデザイン10選
それでは早速、コーポレートサイトのおすすめデザイン10選について解説していきましょう。
- 株式会社ミツエーリンクス
- 株式会社Mobility Technologies
- ナッシュ株式会社
- 株式会社大新社
- 株式会社KASSEN
- FiG
- 株式会社Mr. CHEESECAKE
- クナイプ
- 株式会社ダイサン
- 鈴乃屋
1.株式会社ミツエーリンクス
株式会社ミツエーリンクスは、サイト制作や運用といったWeb系のサービスを展開する会社です。
インターネットでのコミュニケーションが多い昨今に適応するために、サイトのエンゲージメントを高めるための戦略を練りながら制作し、運用まで可能としています。
サービス内容や開催セミナーなど、わかりやすく見やすいレイアウトでユーザーの回遊率も高い印象のデザインをしています。
右下にはチャットボットを導入し、悩みのあるユーザーがすぐに解決できるように工夫されています。
2.株式会社Mobility Technologies
株式会社Mobility Technologiesは、タクシーアプリ「GO」のタクシー事業をはじめ、タクシーフードデリバリーアプリ「GO Dine」など、様々なサービスを展開する会社です。
サイトのトップページには、移動で人を幸せにをテーマにしたプロモーション動画を掲載し、全体的に白を基調とした大人な印象のデザインとなっています。
タクシー利用者の年齢層を想定したシンプルさとおしゃれさを掛け合わせたサイトは、人々の心をグッと掴むでしょう。
3.ナッシュ株式会社
ナッシュ株式会社は、シェフが調理して開発した食事を届ける配達サービスを提供する会社です。
白を基調としたゆとりのあるデザインにすることで、料理や食事が新鮮で美味しそうに感じられます。
あえて説明文とワンポイントで掲載するワードのテキストフォントを複数種類使用し、おしゃれなページを演出しています。
また、スクロールすると出現するCTAボタンが固定されて表示されるため、気になったタイミングや欲しいと思ったタイミングですぐに申し込みできるのもポイントでしょう。
4.株式会社大新社
株式会社大新社は、HP作成サービスやポスティング求人などのサービスを展開する会社です。
サイトを開いた瞬間にポップなアニメーション演出がされ、会社の明るい印象が感じられます。画像が一定期間でフェードアウト・フェードインしていくスタイルは、おしゃれで見栄えが良いでしょう。
また、白と黄色を基調としたカラーリングは、明るく親しみやすさを強調しています。
5.株式会社KASSEN
株式会社KASSENは、日本のVFXを主軸にした映像プロダクションです。コンセプトアートを活用した映像制作・コンセプト制作の拡大を目指しています。
サイトのトップページには、さまざまな映像作品が次々と表示され、サイトを見ただけで映像関係の会社であるとわかります。
左側のバツ印をクリックするとサイトが白と黒に切り替えることができ、サイトの印象を大きく変える斬新なギミックもあります。
6.FiG
FiGは、インテリアを主軸としたデザイン事業を展開する会社です。
サイトを開いた瞬間からスッとフェーズアウトしていくカッコよい演出をつけながら、ピンクの芸術的な背景を入れることで、独自性のあるデザインを取り入れています。
インテリアを主軸としたデザイン事業とお伝えしましたが、このサイトをパッと見ただけでなんとなくイメージは持てたのではないでしょうか?
気品のある様をサイトを通じて表現しています。
7.株式会社Mr. CHEESECAKE
株式会社Mr. CHEESECAKEは、菓子の製造から販売、ECサイト運営、WEBメディア・サービスの運営を手がける会社です。
全体的に白を基調とした統一感を持たせながら、お菓子がよりおしゃれかつ綺麗に映るように設計されています。
サイト内をあえてシンプルにすることでお菓子の要素がよいアクセントとなり、高級感も感じられます。
8.クナイプ
クナイプは、植物(ハーブ)の恵みを生かした医薬部外品や化粧品を提供する会社です。
トップページでは、横スクロールを活用しておすすめ商品を複数枚の画像で紹介しています。
スクロールしていくとクナイプについてやピックアップ、商品情報など、各カテゴリーごとに見たいページへ移動できるメニューが表示され、どんなユーザーでも回遊しやすいサイト設計がされています。
背景も絵で描いたような印象を与える形で工夫がされています。
9.株式会社ダイサン
株式会社ダイサンは、施工サービス事業を提供する会社です。
トップページから作業の様子をイメージしたプロモーション動画が活用され、明るく笑顔で対応する姿から好印象を抱かせます。
スクロールしていくとピックアップコンテンツが表示され、見てもらいたいサービスについて大体的にアピールをしており、ユーザーもついついクリックしてしまうほどに迫力があります。
トップページに掲載されるコンテンツの量が多い印象ですが、青のサイトカラーで統一感があります。
10.鈴乃屋
鈴乃屋は、主に成人式などで着る振袖を提供する会社です。
トップページにはまず注目してもらいたいキャンペーンやイベントなどを自動スクロールの形で表示させ、大きなインパクトがあります。
和の雰囲気を出しながら、トピックやニュースなどの一覧をシンプルに見やすく掲載し、ユーザーの使いやすさも意識されています。
コーポレートサイトの完成形を理想的なデザインにするポイント
自社のコーポレートサイトを理想的なデザインにするためにはどうしたら良いのか、主な5つのポイントについてお伝えしていきます。
- 企業のブランドイメージとデザインをフィットさせる
- サイトのファーストビューはシンプルなデザインにする
- フォントや画像・イラストは統一させる
- スマホへのレスポンシブ対応をさせる
- 同業者との差別化を図る
1.企業のブランドイメージとデザインをフィットさせる
コーポレートサイトを制作するにあたって、企業のブランドイメージとデザインをフィットさせましょう。
理想は、トップページを開いただけでどんな企業なのかが分かること。事業内容や強み、特徴を同デザインに落とし込んで伝えるかが重要になります。
デザインが企業の事業内容やターゲットと全く合っていなければ、一体どんな企業なのか見当もつかないですし、よく分からないまま離脱されてしまうでしょう。
デザインの他、キャッチコピーやメッセージ、動画、イメージキャラクターなどを用いて、ターゲットに刺さるように工夫しましょう。
2.サイトのファーストビューはシンプルなデザインにする
次に、サイトのファーストビューはシンプルな設計にしましょう。
今回挙げた例の中では、どれもトップページのファーストビューがシンプルなものばかりではないでしょうか?
一番に伝えたいことだけを掲載し、興味づけをすることでスクロールしてもっと知りたい、クリックしてもっと情報を得たいといった気持ちを抱いてもらえます。
しかし、詰め込み過ぎるとそこだけで完結しますし、何より情報量が多くユーザーの心を掴めたいといったマイナス点があります。
イラストや画像、テキストなどどれでも良いですが、何か1つの情報に絞りましょう。
3.フォントや画像・イラストは統一させる
フォントや画像・イラストはサイト全体で統一させましょう。
例えば、事業内容の紹介で5行ごとにフォントやサイズが変わったり、別のテイストになっていたりするとユーザーが違和感を覚えて離脱に繋がる可能性があります。
サイト全体のイメージが固まったら、統一感があるかどうかをチェックしましょう。
4.スマホへのレスポンシブ対応をさせる
スマートフォンが普及した現代において、パソコン以外のデバイスでコーポレートサイトを見られるケースも珍しくありません。
そういったときに、パソコンでは正しく表示されるのに、スマートフォンではレイアウトが崩れているとスマートフォンからの離脱が多くなり、結果としてアクセス数が取れず、企業の評価も低下してしまいます。
また、Googleの検索結果に表示させるうえでも、スマートフォンサイトの重要度は非常に高く、Googleも推奨するほどです。スマートフォンでどのように表示されるかまでイメージしつつ、デザインは設計しましょう。
5.同業者との差別化を図る
そして最後に、同業者との差別化を図りましょう。
同業他社と同じようなデザインだと、当然ながら自社の強みが引き出せません。冒頭でもお伝えした通り、コーポレートサイトは企業の顔となるため、印象は大きくダウンするでしょう。
同事業だからこそ、差別化は必須です。だからこそ、どこで差別化を図るか考えて制作しましょう。
魅力的なデザインのコーポレートサイト制作なら弊社へお任せ
株式会社DopeZineでは、魅力的なデザインのコーポレート制作を行っています。
弊社在籍のデザイナーも参画するアートディレクションで、きちんとお客様の要望を汲み取り、そのまま形にいたします。
これから良質なコーポレートサイトを少しでも安く作りたいという方は、ぜひお気軽に弊社へご相談ください。
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まとめ
コーポレートサイトにとって、デザインは企業のイメージを決める重要な要素を担います。
特にトップページのデザインで、大方の印象は決まってしまうといっても過言ではないでしょう。ファーストビューからスクロールした際、ページをクリックした際のデザインが企業イメージを脳裏に焼き付けていきます。
自社の抱くイメージに沿ったデザインでサイトを仕上げていきましょう。