【広報・採用担当者必見!】会社説明資料作成のポイントと作成フロー


時にはWeb上で自社サービスを知っていただくために、時にはお取引先に自社の歴史や信頼性をご理解いただくために、時には採用活動における自社の個性をアピールするツールに…。会社説明の資料は、その良し悪しによって今後の経営に影響を与えるほど重要な資料です。

しかし多くの方は会社説明資料を作ったことがなかったり、日々の業務に追われる中で何から手をつけていいかわからないですよね。

そこでこちらの記事では、会社説明資料に必要な情報やデザインの考え方などを、実際の作成フローと併せてご紹介します!

会社説明資料を作る目的と役割

前述の通り会社説明資料を活用する場面には以下のような場面が想定されます。

  • Webで自社を知っていただいた方にサービスの内容を理解してもらう
  • お取引先へ自社の歴史や信頼性を知っていただき優位性に繋げる
  • 採用活動における求職者への印象付け

これらの目的から会社説明資料は「自社のことを理解して、思い出してもらうためのツール」であることが言えるでしょう。

そのため、資料作成時には以下のポイントを抑えておくと、より効率よく作成を進めることができます。

  • 自社の優位性を記憶させる情報
  • パッと見で内容が理解できるデザイン性
  • 信頼に繋がるメッセージ性

では、具体的な作成の流れと合わせてこれらのポイントについても解説していきます。

会社説明資料の作成フロー

こちらでは「はじめて会社説明資料を作る方」を想定してゼロベースから作成する流れをご紹介していきます。

参考になる説明資料をリサーチする

まずは参考になる資料集めから始めましょう。インターネットで検索をかけるとまとめサイトが出て来ますので、自社の事業に近い企業の資料を探してみてください。

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必要なトピックを洗い出す

参考になる資料が集まったら、共通している項目や自社で発信したい項目を洗い出し、説明資料に記載するトピックを決定していきます。

こちらでも代表的なトピックを掲載しますので、作成時の参考にしてください。

①表紙
企業ロゴやコーポレートカラーを基準としたデザインが多いです

②目次
③企業メッセージ
・キャッチコピー
・代表挨拶
・企業理念や事業コンセプト
など

④プロフィール
・企業概要
・沿革
・代表やメンバー紹介
・会社や事業の強み、優位性

⑤サービス紹介
・サービスの概要(提供物・仕組み・料金プランなど)
・サービスが解決できる課題
・事例、実績紹介
・ユーザーの声

⑥メディア掲載や受賞実績
・出版本の紹介
・アワードや受賞歴、掲載実績
・イベントやセミナー登壇実績
・オウンドメディア紹介

⑦福利厚生・取り組み
・最近導入したシステムや設備の紹介
・組織成長のための取組み
・採用関連情報

⑧リード獲得導線(背表紙や最後尾のページに記載することが多いです)
・問い合わせ先、セミナー告知、SNSやHPのURL、QRコード等の記載

⑨背表紙

これらのトピックを元に「自社から発信したい情報」を整理したり「自分が外部の人間だったら知りたいと思う情報」を考えてみましょう。社内の他部署メンバーと意見交換をすると多角的な視点から必要な情報を吸い上げることにも繋がるのでオススメです。

トピックを自社向けに構成する

リサーチした内容をもとに、自社の説明資料に必要なトピックを整理し、構成へと落とし込んでいきます。資料はPowerPointやGoogleスライドで作成されることが多いため、1ページのスライドに載せられる情報量をイメージしながら構成を練っていきましょう。

スライドに構成を反映させる

整理した構成をスライドに反映させていきます。1ページのなかに収める情報量、コーポレートカラーや見やすさを意識したデザインなどを考慮しながら、資料を完成へと進めていきます。

修正と具体化を繰り返し、完成形へ

整理されたスライドを経営者やデザイナー、関係部署にも確認いただき、内容とデザインを精査します。Web上で閲覧させる場合はPDFに、紙媒体の場合は印刷し、完成です。

資料作成におけるポイント

自社の優位性を記憶させる情報

同業他社との差別化を図り、自社を想起させるような情報を配置するよう心がけましょう。商品の特性や、サービス・アウトソースの優位性、採用活動であれば働く環境など、読み手に対して良い印象を与えられる情報を配置することがポイントです。

パッと見で内容が理解できるデザイン性

テキストばかりの資料では離脱率が高まってしまいます。サービスをイメージできるビジュアルや優位性を理解できるグラフなどを散りばめ、視認性の高さと理解度の深さを併せたデザインを心がけましょう。

信頼に繋がるメッセージ性

説明資料内に営業色が強いと読み手に対して本来届けたいメッセージが適切に伝わりにくくなります。説明資料内では自社のマインドやメッセージに重きを置き、信頼に繋がる情報を記載しましょう。

まとめ

会社説明資料の作り方についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?

紙媒体からWeb媒体に種類が増えた今でも会社説明資料の有用性は変わりません。こちらの記事を参考に、資料作成に取り組んでみてください!


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