現在、Twitterは10代、20代の若者を中心に人気を誇るSNSです。個人だけでなく企業もSNSを活用する時代になり、活発に利用されています。
とはいえ、現状でも日本国内全員が利用しているわけではなく、利用していない人も少なくありません。これから利用を検討している方の中には、Twitterの利点と悪い点が分からない方も多いでしょう。
そこでこの記事では、Twitterのメリット・デメリットをお伝えしつつ、初心者にもおすすめの運用方法を紹介していきます。
TwitterがどんなSNSなのか知っておこう
Twitterのメリット・デメリットについてみていく前に、そもそもTwitterがどんなSNSなのかについて解説していきます。
Twitterは、ショートテキストでの発信とリアルタイムの情報収集を特徴としたSNSです。
総務省の調査によると、利用者の割合は男女ともに4割を超えており、10代、20代を中心に幅広い年齢層のユーザーが利用するプラットフォームとなっています。
一人で複数アカウントを作成・保持することもできるため、テーマごとに分けて運用できるなど自由度の高さもポイントです。
参考:総務省「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
Twitterにおける6つのメリット・利点
では、Twitterを利用するメリットについて、大きく6つ紹介していきます。
- 様々な機能が無料で利用できる
- 豊富な情報・トレンドが掴める
- 情報の拡散性に優れる
- 気軽に多くの人とコミュニケーションが取れる
- 個人・企業のブランディング構築ができる
- 災害などの緊急事態における連絡ツールになる
メリット1.様々な機能が無料で利用できる
まず、Twitterは基本的に無料で利用できます。
無料で行える主な機能は以下の通り。
- フォロー
- ツイート・リツイート・引用ツイート
- いいね!機能
- リプライ
- メンション
- ダイレクトメッセージ(DM)の送受信
- ツイートの検索
- ハッシュタグ機能
- スレッド機能
- アンケート機能
これらの機能は、どれもTwitterを活用していくうえで絶対に欠かせません。
例えば、認知を広げるために広告を打とうと思ったらどうしても予算が必要です。しかし、Twitterならリツイート・引用リツイート機能を活用して拡散が期待できます。
このように、Twitterはコストをかけずに可能性を広げられるツールなのです。
メリット2.豊富な情報・トレンドが掴める
次に、豊富な情報と社会のトレンドを掴めること。
Twitterは、今起きている話題をハッシュタグで伝える「トレンド機能」やタイムラインによって情報の流れが速いです。
今どのようなことに関心があるのか?を掴むことで、社会的な現状を知れる他、トレンドをうまく利用して情報を広く届けることもできます。
Twitterは、SNSを情報収集ツールとして活用したい人にとってもおすすめです。
メリット3.情報の拡散性に優れる
そして、Twitterは何より情報の拡散性に優れています。
リツイートと引用リツイートで投稿を手軽にシェアできますし、メンション機能でアカウントを多くの方への認知も可能です。
よって、フォロワーだけでなくさらに先にいるユーザーにもアプローチできるため、注目の集めやすさに長けたSNSであると言えます。
メリット4.気軽に多くの人とコミュニケーションが取れる
さらに、Twitterでは気軽に多くの人とコミュニケーションが取れます。
ユーザーの投稿には、誰もがいいねやリツイート、リプライが行えて、簡単なリアクションが可能。そこから様々な交流が生まれます。
また、DM機能によってユーザー同士がクローズドなアプローチもできるため、うまく使い分けが大切です。
最近では、スペースという音声でコミュニケーションが取れるコミュニティ機能があって、より距離感の近い交流も可能となりました。
メリット5.個人・企業のブランディング構築ができる
Twitterなら、拡散性とコミュニケーション機能を駆使したブランディング構築もできます。
例えば、個人なら自分の知識や思考を発信して、多くの共感を集めていけば専門家として大きな影響力を持つチャンスがあるでしょう。
また、堅いイメージが持たれやすい企業の場合。あえてユーザーと積極的なコミュニケーションを取り、関わりやすいイメージを持たせるブランディングもできます。
このように、個人と企業がTwitterを用いれば、理想のブランディング構築も実現可能です。
メリット6.災害などの緊急事態における連絡ツールになる
なお、Twitterは災害などの緊急事態時における連絡ツールとしても用いられます。
基本的に急な災害時は、電話やメールなどが遮断されるため、連絡手段がありません。しかし、Twitterなら投稿やリプライによるコミュニケーションが可能です。
さらに、Twitterのリアルタイム性を生かして「今何が起こっているのか?」を瞬時にチェックできるのも大きな強み。
Twitterは、緊急時にも役立つSNSと言えるでしょう。
Twitterにおける3つのデメリット
とはいえ、Twitterにも大きく3つのデメリットがあります。
- 140文字の制限で長文で発信できない
- 誤った情報が社会的な影響を与えやすい
- フォロワー数による発信の影響が大きい
デメリット1.140文字の制限で長文で発信できない
1つ目のデメリットは、投稿できるツイートの文章が140文字に制限されること。
140文字以上の文章を投稿しようとすると、文字数オーバーとなってしまうため投稿できません。よって、発信したいことをうまく140文字におさめる必要があります。
要するに、相手に正しく分かりやすく伝えることを意識しつつ、文章を簡潔にまとめる力が問われます。
できるだけ情報を多く盛り込みたいなら、箇条書きを取り入れるなどの工夫が必要です。
デメリット2.誤った情報が社会的な影響を与えやすい
そして2つ目、Twitterは拡散力に優れているとお伝えしましたが、それは誤った情報においても同様のことが言えます。
例えば、政治的や経済的な比較的難しいテーマの場合。内容の真理が分からず、リツイートやいいね数の多さで信憑性を判断されることも珍しくありません。
そして、仮にその情報が誤りであれば多くの誤解を生んでしまい、社会的に大きな問題へと発展してしまいます。
もちろん、それは政治的・経済的なテーマに限りません。Twitterが持つ拡散性によって、大きな影響力をもたらします。
Twitterを活用していくには、誤った情報を発信しないことと正しい情報を見分ける力が必要です。
デメリット3.フォロワー数による発信の影響が大きい
3つ目ですが、Twitterではアカウントが持つフォロワー数による発信の影響が大きいことです。
フォロワー数が多ければ当然、ツイートを目にする母数も多くなります。仮に多くのフォロワーがリツイートして拡散した場合、爆発的な拡散力を生み出すことも容易です。
もちろん、フォロワー数が少なくてもトレンドなどを活用してバズる投稿を作成すれば、拡散力を生み出せるケースもゼロではありません。
しかし多くの場合、拡散のされやすさはフォロワー数に大きく依存されると言えるでしょう。
Twitterのメリット・デメリットを理解した上手な運用法
では最後に、Twitterのメリット・デメリットを理解したうえでの上手な運用法について紹介していきます。
- 動画や画像をうまく盛り込んだ発信をする
- トラブルが起こりそうな内容は投稿しない
- 拡散機能を活用して個人・企業のファンを増やす
1.動画や画像をうまく盛り込んだ発信をする
まずは、動画や画像をうまく盛り込んだ発信をすることです。
Twitterは、文章を駆使した発信方法が主軸となりますが、それだけではどうしても伝えにくいことがあるでしょう。また、文章だけでは視界に入りづらく、スルーされかねません。
そこで動画や画像を用いれば、テキストだけでは伝えにくい情報を分かりやすく発信できますし、より目立ちやすくもなります。
Twitterでも適度に動画や画像を盛り込んだ投稿を意識しましょう。
2.トラブルが起こりそうな内容は投稿しない
そして、トラブルに発展しそうな投稿はしないというのも大切です。
繰り返しとなりますが、Twitterは拡散性に長けたSNSであり、些細な内容も炎上の火種になりかねません。
特に、政治や宗教、経済的な格差といったデリケートなテーマは、様々な考え方があるため炎上しやすいです。
投稿する前には、必ず投稿内容が問題ないかを確認したうえで発信をしてください。
3.拡散機能を活用して個人・企業のファンを増やす
Twitterでは、リツイートや引用リツイートといった拡散機能を活用して、ファンを増やすことができます。
ファンが増えれば、投稿の拡散力や口コミの増加も期待できるので、幅広い取り組みができるでしょう。
例えば、商品やイベントへの集客や認知拡大、購買促進の働きかけといったビジネスとしても大きな役目を果たせます。
Twitterの拡散力を活かせば、比較的認知されやすくフォロワー獲得にも繋げやすいSNSだからこそ、ファンを増やす運用に取り組んでいきましょう。
まとめ
個人・企業がTwitter運用に取り組むにあたって、メリットとデメリットの理解は欠かせません。
Twitterには、拡散性とリアルタイム性といった他のSNSにはない特徴があります。中には、特有のメリットやデメリットも見られたはずです。
それらの特徴を的確におさえて、上手に運用していく術を模索していきましょう。
株式会社DopeZineでは、Twitter運用を中心としたSNSマーケティングに関するコンサルティング・マーケティング支援業務を行っています。費用のお見積りやご相談も承っているため、お気軽にお問い合わせください。