Twitterは拡散力に長けていることから、自社や商品・サービスなどの認知拡大を期待して導入を検討される企業は多いです。
とはいえ、ユーザーからリツイートやいいね！がもらえず中々拡散力を活かしきれないという悩みも多いのではないでしょうか？
この記事では「Twitterで拡散されるにはどうすればいい？」「Twitterの拡散方法を知って多くの人に広めたい…」と考えている方向けに、Twitterで投稿が拡散される方法について解説していきます。
Twitterで拡散されるツイート作成の考え方
早速ですが、Twitterで拡散されるツイート作成の考え方が3つあるので、それぞれみていきましょう。
- タイムラインで目立たない投稿はNG
- ターゲットにささる投稿を意識する
- ユーザーからの共感を集めることが大切
1.タイムラインで目立たない投稿はNG
まず、タイムラインで目立たない投稿はNGです。
そもそも、ユーザーからの反応をもらうためには、投稿の存在を認知してもらわなくてはいけません。Twitterのタイムラインは流れるスピードが速く、目に留まらなければそのまま流されてしまいます。
よって、まずはきちんとユーザーから認知されているのか？を確認することが大切です。
2.ターゲットにささる投稿を意識する
次に、認知されていても、ユーザーが有益と感じなければ反応はもらえません。そこで、狙ったターゲットに対してささる投稿を意識して発信していきましょう。
例えば「こんな悩みはありませんか？」と問いかけたら、該当するユーザーからの反応がもらえるかもしれません。
このように、ユーザーが興味を示す投稿を心がけてみてください。
3.ユーザーからの共感を集めることが大切
そして、投稿をしてユーザーからの共感を集める意識を持ちましょう。
ユーザーにとって「このツイートは拡散したい」「いいねをしたい」と思う投稿は、共感できる内容のものです。「この内容は、絶対にみんなにも知ってほしいから拡散しよう」といった形でリツイートされます。
よって、多くの方から共感を得られるほど多くの拡散も期待できます。
Twitterで拡散力を発揮する運用方法9選
それでは、Twitterで拡散力を発揮する運用方法について、具体的な手法を9選紹介していきます。
- テキストを効果的に改行する
- 画像・動画を盛り込む
- ハッシュタグを活用する
- 投稿時間を工夫する
- セルフリツイートをする
- リツイートを促すキャンペーンを実施する
- 投稿内に他アカウントをタグ付けする
- 定期的な分析で効果が出た投稿の型をリピートする
- インフルエンサーを起用する
1.テキストを効果的に改行する
投稿文を作成するにあたって、テキストは効果的に改行することが大切です。
というのも、文章が詰まっていると投稿の大きさが小さくなり、ユーザーの目に留まりにくくなってしまうからです。さらに、適度な改行はユーザーが内容を読みやすくなる効果もあるため、リアクションをもらいやすくもなります。
一文ごとに改行する必要はありませんが、適切なタイミングで改行を入れましょう。
2.画像・動画を盛り込む
画像や動画の盛り込みも、ユーザーの気を惹く効果が期待できます。
当然、テキストだけの投稿と画像や動画付きの投稿なら、後者の方が目に留まりやすいはずです。そして、視覚や聴覚から情報を取得できるため、文章だけの場合よりもより内容が理解してもらいやすい傾向にあります。
ユーザーからの共感を得るために、文章だけでなく図解または動画もつけられる場合は用意しましょう。
3.ハッシュタグを活用する
ハッシュタグの活用も、拡散させるための効果的な施策です。
ハッシュタグとは、文頭に「＃」をつけてタグ化できるキャッチーなワードのこと。これを設定しておくと文字がリンク色となり、ユーザーの目に留まりやすくなります。
そのうえ、ハッシュタグを用いた検索によって表示されるようになり、タイムライン以外で目に触れるチャンスを生み出せます。
目に留まりさえすれば、投稿内容次第で拡散される可能性がより高められるでしょう。
4.投稿時間を工夫する
投稿内容だけでなく、タイミングの工夫も重要です。
そもそも、多くのユーザーがTwitterを開く時間でないと拡散数は伸びません。そして実は、拡散されるタイミングには決まったタイミングがあります。それがApp Apeの調査によって明らかとなりました。
2020年の調査結果によると、以下の時間帯でアクティブ率が高いと判明しています。
- AM6〜8時：通勤・通学前の時間帯
- 12時〜13時：ランチの時間帯
- 20〜22時：ゴールデンタイムの時間帯
参照：【2020年最新版】ツイッター投稿、拡散を狙えるベストな投稿時間帯は？
特に、ランチの時間帯は大きなピークであり、多くの方がTwitterを利用していたようです。このように、Twitterを利用する母体の多い時間帯を狙うのも効果的です。
5.セルフリツイートをする
そして、過去のツイートをセルフリツイートすることも有効的です。
Twitterでは、自分の投稿を一度だけリツイートできます。そうして過去のツイートを期間を空けてタイムラインへ流せば、一度見逃したユーザーに対しても再度みてもらえるチャンスが生まれます。
ただし、反応がもらえないからと言って、何度も解除とリツイートを繰り返すとユーザーがくどいと感じて離脱されかねません。よって、セルフリツイートは各投稿につき一回までにしておきましょう。
6.リツイートを促すキャンペーンを実施する
リツイートを促すキャンペーンの実施は、非常に大きな拡散力を生み出します。
ここでいうキャンペーンとは、リツイートをすることで参加でき、抽選で当たった人に賞品をプレゼントする企画のことです。多くの企業が実践しており、今やキャンペーンツイートを見かけない日はありません。
ユーザーにとってプレゼントがもらえるというメリットがあるため、賞品に対してほしいと感じる人がエントリーしてくれます。よって、拡散されるハードルはとても低いと言えるでしょう。
7.投稿内に他アカウントをタグ付けする
自社アカウントの投稿で他アカウントのタグ付けをしてツイートする手法もあります。
例えば、主に調味料を提供している企業なら、自社の調味料を利用して作った料理を投稿するユーザーのアカウントをタグ付けして紹介するといったイメージです。
そうすれば、企業から紹介してもらったユーザーは多くの確率でリツイートもしくはいいねをしてくれるはずです。そのユーザーにつくフォロワーなどが拡散してくれれば徐々に連鎖を起こす可能性もあります。
フォロワー数の大小に限らず、拡散効果が期待できます。
8.定期的な分析で効果が出た投稿の型をリピートする
Twitter運用をしていくうえで分析は欠かせません。中でも、拡散力を伸ばすためにすべき分析は、投稿に関する仮説と検証です。
例えば、AとBの投稿があり、Bの方が圧倒的に拡散されていたとしましょう。そしたら、Bの投稿がどういう型だったのかを分析して、型に当てはめた投稿をリピートしてみてください。
それが自社アカウントをフォローするユーザーの受けが良い投稿であり、同じように伸びる可能性が高いです。
9.インフルエンサーを起用する
インフルエンサーの起用もひとつの方法として挙げられます。
現代では、個人で影響力を持つインフルエンサーを活用したマーケティング手法が多く活用されています。というのも、インフルエンサーが紹介する商品・サービスに対しての反応が良く、広告のように毛嫌いされにくいからです。
インフルエンサーは多くのフォロワー数を抱えているため、起用したことで認知度の拡大も期待できますし、興味を持ってくれる人も多く現れるでしょう。
そして、注目を集められれば、拡散される可能性も大いに高まります。
まとめ
Twitterの拡散力を活かすためには、どうすればユーザーのリアクションが得られるのか？を考える必要があります。消費者目線の施策こそが拡散してもらうための大きな鍵を握るのです。
この記事で紹介したTwitterの拡散方法を実践して、目的達成を目指しましょう。
なおDopeZineでは、個人様・企業様のTwitter運用をサポートしています。ご要望に沿った企画から運用までを一貫して行っていますので、お困りの方はぜひお気軽にご相談ください。