今あるスキルを活かして副業を始めてみたいけど、自分にはどんな副業ができるだろう。そうお悩みの方はいらっしゃいませんか。
もしあなたがデザインスキルをお持ちなら、今ホットな副業があります。それが「LP制作」です。こちらでは、LP制作の副業について、相場や必要なスキル、仕事にする手順を解説していきます!
■「LP」についてはこちらの記事も参考にしてください
https://dopezine.co.jp/knowledge/detail/77
今、LP制作の副業がオススメな理由
ネットショッピングやオンラインサロン、サブスクリプションサービスの流行により、インターネットでは「手軽に購買・入会に繋げられるランディングページ(LP)」の需要が高まっています。
LP制作はスポットでの依頼になり、自社でデザイナーを雇うよりも外注した方がコストパフォーマンスも高いため、フリーランスや副業での依頼が増えているんです!
また、コーダーやデザイナーとしての実務経験がある方からすれば既に身につけているスキルで始められることもあり、本業と兼任してスタートできることも魅力と言えます。
LP制作の副業の相場
では実際にLP制作の副業ってどれくらい稼げるのか、気になりますよね。クライアントや担当する領域によって異なってきますので、あくまで一例とはなりますが、想定される相場をこちらでご紹介します。
制作期間1週間程度
安価でスピーディーにLPを必要としているクライアントからの発注の場合、10万円以下での発注が多くあります。
制作期間2週間〜1ヶ月程度
スピード感も重要だけど細部はこだわってデザインしたいクライアントの場合、10〜30万円での発注となることがあります。
制作期間1ヶ月〜2ヶ月程度
構成やコンテンツにもこだわりたい中小企業などからの依頼の場合、30〜60万円での発注となることがあります。
制作期間1.5ヶ月〜3ヶ月程度
LPを使って本格的にWebマーケティングを実施する大手制作会社などからの依頼の場合、60万円以上での発注になる場合があります。
これらは前述の通り、デザインスキルはもちろん担当する領域の広さによって単価は大きく変動します。単価を上げたい場合、デザインだけではなくコーディングやマーケティング、アフターフォローのスキルを身につけておきましょう。
LPの作り方
ここからは実際にLPを制作するために必要な環境や技術、フローについて解説していきます。デザイン経験をお持ちの方であれば、耳馴染みのあるツールばかりなのでご安心ください。
使用するソフト
まずはLP制作に必要な環境から把握していきましょう。多くの場合LPはPC環境でデザインソフトを使用して制作します。PCのスペックは使用するソフトや素材の容量、他業務にもよりますのでここでは明言できませんが、代表的なデザインソフトについてはご案内させていただきます。
Adobe XD
Adobe社から提供されている、U I/UXを直感的にデザインできるソフトです。オンライン上で画面を共有しながら、各担当者と完成イメージのブラッシュアップを進めることができます。多くのデザイナーはこのAdobe XDでページデザインをしており、選択して間違いがないソフトと言えます。
Adobe Illustrator
こちらもAdobe社から提供されているデザイン専用のソフトです。Illustratorは、LPに使用する素材を制作することに長けています。バナー画像やアイコンなど、LPを華やかにする装飾や、複雑なシェイプを制作できるため、素材作りに欠かせないソフトです。
また、基本的に素材はデザイナーが用意することが多いため、有料の素材サイトを利用することもオススメします。こちらでは同じAdobe社の素材サイトをご紹介しておきます。
Adobe stock
写真・イラスト・映像など、様々な高品質の素材をダウンロードできるサービスです。
必要なスキル
LP制作に必要なスキルは、一般的なサイトデザインと大きくは異なりません。ここで改めておさらいしておきましょう。
デザインスキル
ここでいうデザインスキルは、先ほどご紹介したデザインソフトを扱えることを指します。機能に対する理解度によってデザインの幅は大きく変化するので、機能を理解し、頭の中で組むデザイン、クライアントや担当者への提案に差をつけていきましょう。
ヒアリングスキル
一般的なサイトデザインにおいても同様のことが言えますが、クライアントはデザインに詳しくなく、実際に思い描く要望を上手く言語化できず、完成イメージが合わないまま納品してトラブルに発展する可能性があります。より良い成果物にするためにも、クライアントから完成イメージや要望、LPの目的を上手く引き出す能力は、デザイナーにとって必要不可欠なスキルです。
コーディングスキル
こちらはプロジェクト毎にデザイナーが担当する領域によるので必須ではありませんが、Web上でページを構築していくためにHTML/CSS/JavaScript/jQueryなどのコードが扱えると、特にフリーランスのデザイナーは重宝されるでしょう。
LPを作成する手順
LP制作に必要なスキルや環境については理解できましたね?それではここからは、実際に制作していくにあたってのワークフローについてご紹介していきます。こちらも、サイトデザインと大きく異なることはありません。
ワイヤーフレーム作成
ヒアリング内容に応じてLPに必要な要素を洗い出し、大まかな配置内容を検討していきます。
LPはコンバージョンに繋げることが重要なので、できるだけサイト訪問者にとってわかりやすい展開になるよう心がけましょう。
コンテンツ作成
FIXした構成に沿って、テキストや画像などのコンテンツを用意していきます。
デザイン作成
会社のコーポレートカラーや雰囲気に合わせて、イメージにズレが無いようにページをデザインしていきましょう。
コーディング
必要に応じてコーディングまで実施します。
完成・納品
サイトがWeb上に公開されれば任務完了です!
LP制作案件を受注する方法
相場やスキルも理解したし、実際に副業として始めてみよう!と思っても、仕事ってどうやって個人で取るのかわからない方もいらっしゃると思います。こちらでは、フリーランスや副業をされている方でも利用できるクラウドソーシング系のサービスをご紹介しますので、参考にしてください。
クラウドワークス
業界最大手で歴史も長く、豊富な案件も揃えられていることもあって登録しているフリーランスが多いことが特徴。技術はあってもフリーランスとしては日が浅いビギナーから実績豊富なベテランまで、多種多様なフリーランスと出会うことができます。
ランサーズ
クラウドワークスと同様に認知度が高い、国内最大級のクラウドソーシングサイト。独自の「認定ランサーズ制度」によって実績や技術力が認められた登録者には実績ごとにランクが付けられているため、信頼できるフリーランスを探しやすいことが特徴です。
ココナラ
ココナラは、登録者が自身が持つ技術や提供できるサービスに、自身で価格をつけ提示するサービスです。上記2つのサイトと少し毛色は異なりますが、幅広い技術力を持ったフリーランスが集まっていることから、自社に合った編集者が見つかるかもしれません!
まとめ
今回は、LP制作の副業がオススメな理由と、その始め方についてご紹介しました!副業やフリーランスで必要とされる業務は年々変化していきますが、需要があるLP制作から始めて、企業とのコネクションを築きながらスキルを広げることで、仕事の幅や単価も大きくなっていくことでしょう。
これを機に、LP制作の副業を始めてみてはいかがですか?