今や日本の企業でコーポレートサイトを運営していないところはほとんど見かけません。
企業の印象を大きく左右する顔とも言えるサイトであるコーポレートサイトは、正確かつ魅力的にしたいからこそ、プロに依頼したいと考える方は多いのではないでしょうか?
とはいえ、実際どれくらいの費用がかかるのか、どこに依頼したらいいのかで迷われる方も珍しくありません。この記事では、コーポレートサイト制作にかかる費用についてわかりやすく解説していきます。
コーポレートサイト制作の適正価格は50万円前後
目安として、10ページ程度のコーポレートサイト制作を依頼するにあたって、適正価格は50万円前後と考えておきましょう。
もちろん、制作する規模やクオリティによって変動するケースはありますが、10ページ程度のコーポレートサイトの場合で50万円を大幅に超えることは多くありません。
ただし、大規模な制作会社に依頼する場合や、デザイナーなどの人材を外注している場合は同じ制作内容でも割高になる可能性があります。
同じ制作内容でも依頼先によって変動するため、できるだけ安く良質なサイト制作にかかる適正価格はおさえておきましょう。
【依頼先別】コーポレートサイト制作の費用相場
先ほどもお伝えしたように、依頼先によってコーポレートサイトの制作費用は大きく異なります。以下3つの依頼先ごとの費用についてみていきましょう。
- フリーランス・個人への依頼
- 中小規模制作会社への依頼
- 大手制作会社への依頼
フリーランス・個人への依頼
フリーランスや個人への依頼は、最も安く制作可能な依頼先です。
費用の目安は、約10万円〜20万円程度が一般的で必要なページの枚数に応じて価格が変動します。
なぜこれだけ安いのかというと、単純に制作会社よりも制作コストがかからないからです。
基本的に、発注者の要望を聞きながら、制作者がその通りに形作るといった流れで進むだけであり、制作して終了となるケースも多いでしょう。
中小規模制作会社への依頼
続いて、中小規模の制作会社への依頼です。
中小規模の制作会社となると、費用は25万円〜100万円以内といった範囲にまで広がります。中小規模と言っても、ヒアリングや企画といった段階から入り、CVRなどのビジネス戦略を踏まえた中でお客様の要望に沿ったサイト制作が可能です。
よって、コストを抑えつつ、品質を担保したサイトを制作してほしい方にはおすすめでしょう。
制作会社によって費用はピンキリであり、強みの部分も異なるため、複数会社で見積もりを取ることをおすすめします。
大手制作会社への依頼
そして最後に、大手の制作会社が挙げられます。
同じ制作内容であっても費用は格段に高騰し、100万円〜数百万円といった規模感で依頼が可能なケースが多いです。
コスト面では大きくかかる反面、大手だからこその幅広い業務範囲や質の高いデザイナーやプログラマーが多く在籍していることが多いため、より大規模なサイトで高度な機能を搭載したいといった方にはおすすめでしょう。
【制作フェーズ別】コーポレートサイト制作の費用相場
制作会社に依頼するにあたって、各会社で料金設定がされていますが、一体どのような内訳なのでしょうか?一般的な内訳として6つの要素が挙げられます。
- ディレクション
- ブランディング設計
- デザイン制作
- コンテンツ制作
- コーディング
- SEO対策
ディレクション
ディレクションとは、コーポレートサイト制作に欠かせないお客様の目的や意見、イメージ像、要望といった情報をヒアリングし、企画立案やサイト設計を実施する工程です。
情報に基づくデザインやコーディングといった制作工程の品質管理やスケジュール管理もディレクションに含まれます。デザイナーが在籍するアートディレクションも同様です。
ディレクションは、サイトの出来を大きく左右する重要な工程であり、きちんと実行しないとサイトの品質は担保できません。
成果に直結するからこそ、ディレクションにかかる費用の目安は全体の2~3割と大きめの比率となります。
ブランディング設計
ブランディング設計は、お客様が想定するブランドイメージをサイトで表現するために、どのような構造にすべきかを模索し、設計する工程となります。
このブランディング設計がおろそかになると、想定していたブランドイメージとはほど遠いものとなり、成果を上げられるサイトには仕上がりません。
非常に重要な設計段階での工程です。
デザイン制作
デザイン制作では、コーポレートサイトのトップページから事業紹介ページ、採用ページなど各ページのカラーやテキスト、レイアウトなどのデザインを実施します。
主にデザイナーが担当しますが、サイトの印象を大きく左右する要素であるため、5~15万円ほどの相場となります。
コンテンツ制作
コンテンツ制作とは、コーポレートサイト内に掲載する記事・画像コンテンツを作成する工程を指します。
採用ページや事業紹介、商品・サービスページといった各ページのライティングはもちろん、制作会社によっては、特定の検索キーワードからの流入を狙ったコンテンツ制作も可能な場合があります。
コーディング
コーディングは、ヒアリング内容をもとに行ったサイト設計やWebデザインに基づいて、それを実際にプログラミングコードを用いて形作っていく工程となります。
いくらお客様のイメージが設計できたとしても、それが実装できなければ意味がありません。
コーディングにかかる費用は、1〜3万円ほどとなります。ただし、レスポンシブ対応やお問い合わせフォームの設置など、高度なシステムを導入したい場合は、さらに金額が上がります。
SEO対策
そして、SEO対策もコーポレートサイト制作の内訳として含まれます。
Googleからサイトを評価してもらい、上位表示させるにはどうしたら良いのかを考え、最低なサイト構造に仕上げることを行っていく工程です。
多くのユーザーはGoogleの検索を通じて、サイトを認知しアクセス数を集められます。
よって、集客やブランディングといった目的を達成したい場合にはまず欠かせません。
コーポレートサイト作成の費用を少しでも抑えるポイント
コーポレートサイトの制作費用を少しでもおさえたいと考えるのは自然です。ではどのようにすればおさえられるのか、主な方法を3つご紹介します。
- 制作目的とサイトのイメージを明確にする
- 複数の制作会社と見積もりをとって比較する
- WordPressなどのCMSを活用して自作する
1.制作目的とサイトのイメージを明確にする
まず、制作目的とサイトのイメージを明確にしましょう。
制作する目的が曖昧だと、いざヒアリングの際にイメージが固まらず「このような機能もつけましょうか?」「今こんなサイトがトレンドなんです」といった形で提案したものを通しやすい状況となってしまいます。
すると、制作後に「この機能は要らなかった」と薄っすらと抱いていたイメージを上回るサイトに仕上がる可能性があります。
そういったことがないように、目的とそれを達成するために必要な要素など、最低限必要な要素は明確に伝えられるようにしておきましょう。
2.複数の制作会社と見積もりをとって比較する
複数の制作会社と見積もりを取ったうえで比較検討することも大切です。
単純な価格だけでなく、細かな制作内容、制作後の完成イメージなど、本当にこのコーポレートサイトが理想に近いものなのかどうかを見比べてください。
比較検討することで、後から違う制作会社にすれば良かったと感じるリスクは回避できます。最低でも2社、できれば4社程度は見積もりを取っておきましょう。
3.WordPressなどのCMSを活用して自作する
コーポレートサイトの制作費用をグンと抑えたい場合は、WordPressなどのCMSを使った自作も可能です。
豊富なテンプレートから自分のイメージと近いものを選び、コーディングなしで制作できるため、HTMLやCSSといったプログラミングスキルは必要ありません。費用も数千〜数万円で制作可能なうえ、運用コストも大きくカットできます。
ただし、サーバーやドメインの取得が必要であったり、テンプレートの型が限られて自分好みのデザインが見つからないといった懸念点もあるため、デザインにもこだわりたい方は注意しましょう。
コーポレートサイト制作は適正価格の弊社がおすすめ
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まとめ
コーポレートサイト制作にかかる費用は、依頼先はもちろん制作会社によっても大きく異なります。
ですから、費用相場を知らないと金額面で損をしかねません。
費用相場を知ったうえで、思い描くサイトのイメージ像とマッチし、適正価格で制作してもらえる依頼先を選びましょう。